建築系ウェブサイト「SuMiKa」で、やまもとが古民家改修の流れや実例「きたまちの家」の解説を行なっている動画が公開されました。実際50分ぐらい喋った内容を、時間の都合で24分に収めているのでやや駆け足ですが、その分いわゆるタイパは抜群です。よろしければ御覧ください。
■プロジェクトデザインとは
プロジェクトデザインとは社会問題に対して、前提条件からデザインを行い、
問題解決を行うことです。どの地域でどのような人を巻き込んだら何が出来る
ようになるのかなど、問題提起から敷地、用途、運営主体まで自ら設定し、そ
れらの条件をデザインで解決します。
■趣旨
『地域を想う、私の思い』本コンペは建築業界の専門家が集まる舞台で、学生
によるプロジェクトのアイデアを一堂に集め、作品の展示と公開プレゼンテー
ションを行い競い合います。そこで、企業と学生との新たな繋がりをつくり、
企業と学生でプロジェクトを協働して進められることまでも視野に入れたもの
です。そのための縁を創る「創縁の場」になることを期待します。
■概要
一般社団法人日本能率協会、一般社団法人HEAD研究会学生事務局が「Japan
Home & Building Show(ジャパンホーム&ビルディングショー)」の公式アワー
ドとして2022年より開催し、本年は第2回となります。実績豊富な審査員を迎
え、募集製品の中からテーマに基づき、1次審査を通過された24作品中の6作品
から最優秀作品を選定、表彰するものです。
■「Japan Home & Building Show(ジャパンホーム&ビルディングショー)」に
ついて
工務店、ハウスメーカーおよび設計・デザイン事務所のほか、建設会社、ディ
ベロッパー、リフォーム会社など建築に関わるプロが来場する日本最大級の建
築に関する専門展示会です。
◆詳しくは公式HPをご確認ください。
https://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/exhibition/competition.html
お施主様のご厚意により オープンハウスを開催させて頂く運びとなりました。
ご興味のある方、是非お申し込み下さい。
・場所 : 奈良県生駒郡斑鳩町
・日時 : 12月9日(土)10:00~16:00
・お問い合わせ方法 :
住所、氏名、電話番号、参加人数、ご希望の時間をご記入の上、
メールでお申し込み下さい。折り返し詳細をお知らせいたします。
・連絡先: info@hideta.com(担当:秀田)
| 斑鳩の家 |
南側に美しい田園、大和川、金剛山まで奈良盆地を堪能出来る
素晴らしい立地の新築住宅です。
敷地は昭和時代に区画開発された住宅地で、前面道路は狭く、
周辺の道路には境界と目隠しを兼ねた塀が立ち並んでいます。
「斑鳩の家」は、町に新しい空白を作り閉塞感から脱却しよう!
をスローガンに、町へ開く家の試みです。
建物は道路から広くセットバックし、半屋外のポーチには
ベンチ設置で井戸端会議場をまちへ提供します。
構造材、造作材には奈良県吉野産のスギ、ヒノキを使用し、
現場手刻みで丁寧に作り上げています。
セルロースファイバー吹付断熱と樹脂サッシを採用した高断熱住宅です。
▮概要
施工 :寧楽工舎
用途 :専用住宅
構造 :木造
規模 :地上2階
延床面積:144.21㎡
1923年の関東大震災から、今年で100年が経ちます。われわれ人類は、地震力や風力をはじめ自然の力が及ぶ世界に生き、さらには地球という重力空間において、建築における力の流れをどうデザインしてきたのでしょうか。そうした力の流れや素材と真摯に向き合い、技術を駆使し、建築の骨格となる「構造」を創造してきたのが、構造デザインの世界です。「建築家」と構造をデザインする「構造家」の協働により、数々の名建築が生み出されていますが、構造家や構造について詳しく紹介される機会は多くはありません。構造家は数学や力学、自然科学と向き合い、計算と実験、経験を積み上げた先に、やがて力の流れが自身の中に感覚化し、感性を宿すといわれています。
このことから、WHAT MUSEUMでは構造デザインについて、模型を介して体感から理解を深める展覧会を企画しました。本展では鑑賞者自身が構造模型を通して、構造デザインという創造行為の可能性とその哲学を体感することができます。また、建築の構造を「感覚」することで、自らが住む世界にはたらく力の流れと、その力と自身の感性との結びつきについて思考を促します。本展は、導入展示と3つのテーマ展示で構成し、40点以上の構造模型が鑑賞できます。導入展示では、古代から現代までの名建築の構造模型を通して、建築における力の流れを感覚的に捉えられます。テーマ展示では、建築家・ 磯崎新、伊東豊雄、妹島和世+西沢立衛/SANAAと構造家・佐々木睦朗の協働を取り上げた展示から、佐藤淳らとJAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発中の月面構造物を紹介する展示、近年サステナブルな建材として注目される竹を使った建築作品の模型展示を展開します。
なお2024年春からは、後期展「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」を予定しています。1年を通して、建築構造の魅力を発信してまいります。