建築系検索エンジンKenKen!

📁カテゴリー...

Message Board 建築情報 の投稿

infoMessage Board 建築情報 の投稿です。

Message Board

建築情報 

「山本理顕氏プリツカー賞受賞記念セレモニー」を開催しました

横須賀市

このたび、横須賀美術館の設計者である建築家・山本理顕さんが 2024 年「建築界のノーベル賞」ともいわれるプリツカー賞を受賞されたことを祝し、7月1日(月曜日)、代表作である横須賀美術館を会場として、横須賀市主催の記念セレモニーを開催いたしました。
なお、同日は、山本理顕さんのプリツカー賞受賞を記念して開催した横須賀美術館の無料開放に、818名のお客様にお越しいただき、美術館としては大変珍しい展示作品等のない状態で、展示室やその他のパブリックスペースを自由にご覧いただきました。


写真:山本理顕さんによる関係者への建物見学ツアーの様子

建築情報 

下瀬美術館、2024年「世界で最も美しい美術館」に選出 建築家・坂茂氏が設計


ユネスコで創設された建築賞<ベルサイユ賞>が「世界で最も美しい美術館」リストを発表し、世界の美術館・博物館の7施設のなかに、下瀬美術館が選ばれました。

2015年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で創設された建築賞ベルサイユ賞Prix Versaillesの「世界で最も美しい美術館(The World's Most Beautiful Museums)」リストが6月13日に発表され、下瀬美術館(広島県大竹市)が選出されました。


〇下瀬美術館|Simose Art Museumについて
下瀬美術館は、2023年3月に広島県大竹市にオープンした美術館。世界で活躍する日本人建築家・坂茂氏が設計。コンセプトは「アートの中でアートを観る。」。施設を象徴する水盤に並ぶカラフルなキューブ型の「可動展示室」は、坂氏がせとうちの島々から着想し、水の浮力によって動かし配置パターンの変更が可能な世界でも類のない展示空間。展示作品の鑑賞とともに、季節の草花が風にそよぐ「エミール・ガレの庭」や、瀬戸内の多島美を望める展望エリア「望洋テラス」の散策も楽しめ、建築とアートを堪能するひとときをお過ごしいただけます。
https://simose-museum.jp/


〇国際ベルサイユ賞機構による「下瀬美術館」について

「2002年、スイスのムルテンで開催されたExpo.02で、2008年にプリツカー賞を受賞した建築家ジャン・ヌーベルは、湖の表面に浮かんでいるように見える、重さ4,000トンもの仮設モノリスを初めて思いつきました。宇宙の旅です! 1人の建築家が考え付いたものは、後にもう一人の、2014年にプリツカー賞を受賞した坂茂によって拡大され、下瀬美術館で、カラーガラスの壁を持つ8つの可動式展示室の形で実現しました。この壁は反射するプールの水面上で、夜間にライトアップされます。この象徴的な風景は、瀬戸内海の物理的な風景を増幅し、瀬戸内の島々の美しさに敬意を表しています。この構造物は、美術館のコレクションの重要な部分を占めるフランス人芸術家兼デザイナー、エミール・ガレ(1846-1904)のモチーフとなった季節の植物や花の庭園と調和しています。コンセプトの壮大な野心にもかかわらず、訪問者は心地よい規模の天蓋で迎えられます。」

〇ベルサイユ賞ホームページ
https://www.prix-versailles.com/2024

下瀬美術館

広島県大竹市の海辺に佇む、「アートの中でアートを観る」美術館です。建築家・坂 茂が手がけた世界でも類を見ない空間に、雛人形から近代絵画まで多彩なコレクションを展示。瀬戸内の多島美を一望するテラスや、庭園の散策もお楽しみいただけます。

https://simose-museum.jp/

建築情報 

山本理顕さんのプリツカー賞受賞を記念し横須賀美術館を無料開放します


このたび、横須賀美術館の設計者である建築家・山本理顕氏が「建築界のノーベル賞」ともいわれるプリツカー賞を受賞されました。
横須賀市では、これを記念し、氏の代表作である横須賀美術館を7 月1 日に無料で一般開放いたします。展示作品等のない状態で、展示室やその他のパブリックスペースを自由にご覧いただくことができるほか、写真撮影も可能です。
当日配布するオリジナルの建築ガイドを手に、いつもとは違った目で美術館をご見学になれる貴重な機会です。ぜひご来館ください。

【日時】
令和6年(2024年)7月1日(月曜日) 10時~16時

【場所】
横須賀美術館(〒239-0813 横須賀市鴨居4-1)
ホームページ https://www.yokosuka-moa.jp/

※当日は、本館および谷内六郎館を無料開放いたします。
※本館での、企画展および所蔵品展の開催はありません(「作品のない展示室」をご覧いただきます)。
※バックヤードはご覧いただけません。

【参加方法】
事前申込不要。当日、直接会場にお越しください。
受付にて、建築ガイドを配布いたします。

いいね!2件
建築情報 

建築家・フランク・ロイド・ライト『ヨドコウ迎賓館』(旧山邑家住宅)の敷地全体が重要文化財指定へ

2024年5月17日に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、株式会社淀川製鋼所が所有するフランク・ロイド・ライト設計「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」(1924年竣工、兵庫県芦屋市)の敷地を重要文化財に追加指定することが文部科学大臣に答申されました。今後、官報告示を経て正式に指定されます。

なお、主屋は1974年5月に指定されており、今回の指定をもって敷地全体が国指定重要文化財となります。竣工から100年、主屋の重要文化財指定から50年となる節目の年に、ヨドコウ迎賓館の敷地環境に新たな文化的価値が認められることとなります。


■概要

ヨドコウ迎賓館の東側敷地(非公開)には、主屋と同じ大谷石で装飾された階段や擁壁、半地下の鉄筋コンクリート造の建物が現存しており、これらは文化財の指定から外れたまま取り残された状態となっていました。株式会社淀川製鋼所は、これらの遺構の保存の在り方について兵庫県や芦屋市、有識者と協議を行うとともに、主屋を取り巻く敷地全体の調査を神戸大学名誉教授 足立裕司氏に依頼しました。

現地調査は2023年1月から9月にかけて実施され、敷地の測量や遺構の実測の他、芦屋市教育委員会の協力の下、東側敷地の試掘が行われました。この試掘調査により、前面道路の拡幅や建物の建設により既に消失したと考えられていた「温室跡」や大谷石が敷き詰められた「渡り廊下跡」、また「滝の跡」や「池の跡」など新たな遺構が出土し、竣工に際して雑誌に投稿された図面や当時撮影されたと思われる写真で確認された東側敷地の姿が実際に垣間見えるようになりました。

これにより、東側敷地の付属建物や施設が主屋と一体として設計され、このエリアが庭園としての機能を有していたと考えられることが判明し、ライトの建築理念である「自然環境と調和した有機的建築」として当館を評価する上で、主屋だけでなく敷地環境すべてを包含して理解することの重要性が確認され、今回の答申に至りました。

所有者である株式会社淀川製鋼所は、「行政や有識者の方々と連携し、出土した遺構の詳細調査および敷地全体の保存や活用の在り方について検討を進めてまいります。」
としています。


■神戸大学名誉教授 足立裕司氏のコメント

旧山邑家住宅にはまだ十分に判っていないことが多く残されている。今回の調査から、庭園の様子や駐車スペース、使用人の住宅については確定することができたが、住宅として最小限必要とされる上水道、下水処理、電気などの設備やライトの建築観を表し、この当時としては画期的であった屋上庭園については今後の調査が必要である。

現場を差配したライトの弟子である南信(みなみまこと)が残した解説には、ライトからの教訓として上善如水という老子の理念が取り上げられている。自然の雨水を利用し、敷地下の滝や池へと流れる雨水処理の一端が明らかとなってきたことから、まさに上善如水の建築としての評価にふさわしい作品であることが判ってきた。それは弟子を通じたライトの観念ではあるが、逆に忠実な弟子であるからこそライトのめざした建築観を大事に守ってきたと思われる。ライトの思想を受け継いだ弟子たちが、ある意味では日本の伝統的な建築観との共通性として受容し、理解を深めていたように思われる。

有機的建築、環境共生の建築の先駆者などと評されるライトの建築であるが、旧山邑家住宅はその評価にふさわしい作品といえる。旧山邑家住宅は世界的に見ても現在へとつながる先駆的な課題に取り組んでいたことが明らかとなってきた。今後は旧山邑家住宅が有していた当初の全体像、つまり今回指定された敷地全体と建物の調和を少しでも取り戻していく努力が求められる。

https://www.yodoko-geihinkan.jp/

第65回 神奈川建築コンクールの作品を募集

コンペ

第65回 神奈川建築コンクールの作品を募集

県及び12市(建築確認等を行う特定行政庁)は、県内の建築物の質の向上を図るとともに、安全で安心かつ、人や環境にやさしい魅力あるまちづくりを推進するため、神奈川建築コンクールを次のとおり開催します

無し

このイベントは終了しています。