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建築情報 

令和6年 一級建築士試験 合格率 8.8%(総合)


北海道 51人

青森県 5人
岩手県 8人
宮城県 47人
秋田県 6人
山形県 12人
福島県 15人

茨城県 29人
栃木県 24人
群馬県 21人
埼玉県 182人
千葉県 194人
東京都 831人
神奈川県 290人
山梨県 8人
長野県 38人

岐阜県 29人
静岡県 63人
愛知県 165人
三重県 31人
新潟県 30人
富山県 13人
石川県 21人
福井県 8人

滋賀県 28人
京都府 59人
大阪府 266人
兵庫県 117人
奈良県 24人
和歌山県 12人

鳥取県 2人
島根県 12人
岡山県 20人
広島県 64人
山口県 15人
徳島県 8人
香川県 14人
愛媛県 24人
高知県 5人

福岡県 123人
佐賀県 6人
長崎県 14人
熊本県 24人
大分県 18人
宮崎県 7人
鹿児島県 17人

沖縄県 10人

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明治大学が山の上ホテルの歴史的建築物を継承


このたび、学校法人明治大学は、数多くの文豪が利用したことで知られる「山の上ホテル」が建設されている土地及び建物を、本年11月15日付で取得いたしました。

2031(令和13)年に本学は創立150周年を迎えます。その記念事業の一環として、本不動産を取得し再整備を実施します。現状の外観を維持したまま必要な改修工事を施したうえで、専門業者と連携しホテル機能を継続させるとともに、学生支援、地域連携、社会連携の機能としても利活用ができるよう検討しており、本学の新たなシンボルとして継承していきます。

■山の上ホテルの歴史と明治大学とのつながり
山の上ホテルは、1937(昭和12)年に米国の建築家であるヴォーリズ(William Merrell Vories)氏の設計により、明治大学の校友であり本学専門部女子部校舎建設も支援された佐藤慶太郎氏(1890(明治23)年卒業)の寄付を基に、当時の生活困窮者の生活改善などを目的に全国的規模で展開した「大日本生活協会」の本部として「佐藤新興生活館」という名称で建設された建物が始まりです。戦時中は旧海軍、戦後はGHQに接収されWAC(米国婦人陸軍部隊)の宿舎として使用され、その後返還されて、1954(昭和29)年1月から山の上ホテルとなりました。

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黒川紀章建築都市設計事務所が、中銀カプセルタワービルミニチュア模型(1/300、140個限定販売)を監修。11月1日(金)から、代官山 蔦屋書店のオンラインストアと店頭で先行予約販売を開始します。

1972年、建築家黒川紀章の設計により東京都中央区銀座に建設された中銀カプセルタワービル。メタボリズム思想の建築の代表作として国内外で高い評価を受けましたが、2022年に惜しまれながら解体。取り外され修復された23カプセルは、国内外の美術館での展示や、宿泊施設、アートスペースとして活用されます。2023年8月から和歌山県立近代美術館、2024年4月からINAXライブミュージアム(2025年3月まで)、2024年10月からイタリア国立21世紀美術館(MAXXI)と香港現代美術館M+での展示が始まりました。今後も国内外の多くの美術館でカプセル展示が予定されています。

中銀カプセルタワービル1/300スケールのミニチュア模型は、黒川紀章建築都市設計事務所が監修をおこない、建築模型老舗の植野石膏模型製作所が製作を担当します。模型材料はアクリル樹脂製で、台座には黒川紀章が用いていたサイン、黒川紀章建築都市設計事務所のロゴ、シリアルナンバー(ナンバーは指定できません)が入ります。透明のアクリルケースと専用箱に入れてお渡しします。カプセルタワービルで設けられていた140カプセルに因み140個の数量限定販売です。11月1日(金)より14日(木)まで、代官山 蔦屋書店のオンラインストアと店頭で先行予約販売をおこないます。期間中、代官山 蔦屋書店1号館1階に模型サンプルを展示。商品のお渡しは2025年1月末を予定しています。11月16日(土)からは銀座 蔦屋書店で模型サンプルの展示と予約販売をおこないます。


<商品概要>

商品名:中銀カプセルタワービルミニチュア模型(1/300)
模型サイズ(CAD計測):幅109mm×奥行67mm×高さ178mm
ケース含む外装サイズ:幅155mm×奥行108mm×高さ225mm
模型素材:アクリル樹脂(白)
製作方法:NC旋盤、レーザーカット、塗装、手作業による加工
販売数量:140個
販売価格:275,000円(税込)
お渡し時期:2025年1月末に発送予定(別途送料)
発売元:株式会社 黒川紀章建築都市設計事務所
製造元:株式会社 植野石膏模型製作所
販売元:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト

<予約申込方法>
代官山 蔦屋書店オンラインストアをご利用いただくか、代官山 蔦屋書店1号館1階人文コーナーカウンターで直接お申し込みください。
代官山 蔦屋書店オンラインストア:
https://store.shopping.yahoo.co.jp/d-tsutayabooks/zin53739a.html
代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)

[1月下旬入荷予定] 代官山 蔦屋書店先着予約・数量限定 中銀カプセルタワービルミニチュア模型 : zin53739a : 代官山 蔦屋書店 ヤフー店 - 通販 - Yahoo!ショッピング

1972年、建築家黒川紀章の設計により東京都中央区銀座に作られた中銀カプセルタワービル。メタボリズム思想の建築の代表作として国内外で高い評価を受けましたが、2022年に惜しまれながら解体。取り外され修復された23カプセルは、国内外の美術館での展示や、宿泊施設、アートスペースとして活用されます。<br><br>中銀カプセルタワービル1/300スケールの模型は、黒川紀章建築都市設計事務所が監修を行ない、建築模型老舗の植野石膏模型製作所が製作を担当します。模型はアクリル樹脂製で、台座には黒川紀章のサイン、黒川紀

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スターバックス×霧島酒造 コラボレーション施設 2026年春オープン地域社会や自然環境への想いを体現した“みんなの憩いの場”の施設情報を発表 建築を隈研吾氏が手掛ける

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社と、霧島酒造株式会社は、両社の共同プロジェクトとして進めている2026年春オープンのコラボレーション施設の建築、施設情報について発表いたします。本施設は地域の方をはじめとした“みんなの憩いの場”であるとともに、自然環境と調和した、地域社会と共生していくための気づきやアクションにつながる発信の場として展開していきます。この施設の建築を、建築家・隈研吾氏に手掛けていただき、スターバックスと霧島酒造の持続可能な未来への想いを体現する空間を提供してまいります。

本施設は、隈氏が大切にしている「その土地の環境、文化に溶け込む建築」と両社の想いが融合した施設です。和を感じられる竹の魅力を最大限に引き出すことで、自然を感じながらゆったりと落ち着くことができる建築デザインとなっています。吸い込まれるような意匠が印象的なエントランスから施設に入ると、晒竹(さらしだけ)のゆるやかな曲面の天井に包み込まれた、竹本来の温かさが醸し出す開放的な空間が広がります。壁面にはスターバックスのコーヒー豆かすと九州南部の土壌を形成するシラスが混ぜ込まれた内装ボードを使用し、施設の随所で自然の恵みを感じていただけます。

施設の象徴となるガラス張りの植物園は、緑あふれる空間のなかで人と自然の関わりを体感できる場所です。

「暮らしを支える植物」「味覚で楽しむ植物」「彩りを添える植物」「水と共に生きる植物」の4つのテーマに沿った、約80種類の亜熱帯植物が楽しめます。「味覚で楽しむ植物」のエリアでは、両社の商品を支える大切な原料である、コーヒーの木やさつまいもなどが育つ様子をご覧いただけます。「水と共に生きる植物」のエリアでは、水辺の植物とともに錦鯉が泳ぐ姿を見ることができ、水や緑、光が織り成す自然の豊かさを感じることができます。この植物園では、霧島酒造の焼酎を製造する過程で発生する蒸留温排水の熱エネルギーを活用することで、

年間を通して、植物の様々な表情を楽しむことができます。さらに、本施設で利用する電力は「サツマイモ発電※100%」で運用する予定で、環境に配慮した施設運営を行っていきます。

また、施設屋内に設ける客席や、植物園内、芝生エリアにあるテラス席では、くつろぎながらコーヒーをお楽しみいただくことはもちろん、ゆったりと流れる時間をそれぞれの楽しみ方で過ごしていただけます。芝生エリアでは、ご家族・ご友人でくつろぐことができ、小さなお子様が自然に触れあいながら遊べる場としてもご利用いただけます。さらに、エントランス横の階段を上った先には、霧島山や沖水川の雄大な姿を一望できる屋上庭園があり、都城の豊かな自然の魅力を感じながら特別なひとときが楽しめます。

本施設では、両社の強みを生かした地域社会や自然環境に前向きなアクションを実行していきます。その活動の一例として、両社の事業活動により排出されるコーヒー豆かすや焼酎粕を用いた「たい肥づくり」など、自然の恵みを体感いただけるワークショップを計画しています。できあがったたい肥で苗木を育成し、将来的には植林するなど、これらの活動を地域の循環に繋げてまいります。


スターバックスと霧島酒造は、この施設を通して、日々の地域とのつながりを大切にしながら、お客様一人ひとりの日常に彩りを添える時間を提供してまいります。また、持続可能な未来を目指し、両社の強みを生かした前向きなアクションに向けて取り組んでいきます。

※:焼酎粕や芋くずから生成したバイオガスを電気に変換してつくられる、霧島酒造の再生可能エネルギー

 https://www.kirishima.co.jp/company/environment/


建設概要

建設場所:霧島酒造 本社増設工場北側(宮崎県都城市下川東4丁目)
建物構造:鉄骨造 1階建て
敷地面積:4,685㎡
延床面積:703㎡
客席数:施設屋内:57席(予定)、テラス:18席(予定)
着工:2024年10月1日
オープン予定:2026年春

環境 | 企業情報 | 霧島酒造株式会社

霧島酒造の環境活動についてご紹介します。

https://www.kirishima.co.jp/company/environment/

霧島酒造株式会社

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バンヤンツリー・東山 京都がグランドオープン バンヤンツリーブランド日本初進出 マスターアーキテクト隈研吾氏を迎え

2024年8月20日、日本 - 独立系グローバル・ホスピタリティ・カンパニーであるバンヤン・グループは、歴史ある京都市東山区に「バンヤンツリー・東山 京都」を本日グランドオープンし、日本におけるバンヤンツリーのフラッグシップ・ホテルとしてデビューすることを発表いたします。52室のラグジュアリーな客室、人気のバンヤンツリー・スパ、そして2つの個性的なダイニングを備えたこの隠れ家的なホテルは京都で唯一、能舞台があり、東山・祇園地区のインターナショナルブランドホテルでは唯一、天然温泉の源泉を備えています。

「バンヤンツリー・東山 京都は、喧騒から離れた五感のサンクチュアリ です。」とバンヤン・グループ地域運営責任者シニア・ヴァイス・プレジデントのフィリップ・リムは述べています。「今回の開業は、京都の豊かな文化遺産とバンヤンツリーブランドの代名詞である比類のないラグジュアリーさとサービスを融合させたもので、弊社グループの日本における旗艦ブランドとして重要な節目となります。ゲストの皆様には、当ホテルならではのアメニティと心からのおもてなしをお楽しみいただきながら、京都の歴史と文化の宝庫に浸っていただきたいと思います。」

伝統とモダンの調和

バンヤンツリー・東山 京都は、ユネスコの世界遺産に登録された清水寺のすぐ側の高台に位置し、伝統的な日本建築とモダンエレガンスが調和したホテルです。能の芸術的な美しさと「幽玄」の概念にインスパイアされた当ホテルは、魅惑的な隠れ家をご提供します。デザインのひとつひとつは、幻想的な優雅さと静かな感嘆を呼び起こすよう丹念に設計されています。

世界的建築家、隈研吾氏をマスターアーキテクトに迎えたバンヤンツリー・東山 京都の建築は、周囲の豊かな自然とシームレスに融合し、日本の伝統的な建築技術を取り入れながら、現代的な要素も取り入れることで、東山の景観と見事に調和した建築となっています。ヒノキなどの天然木材をふんだんに活用した美しいホテルのファサードは、この地域が持つ時代を超えた魅力を引き立てます。大きな窓と開放的な空間は、周囲の山々や緑豊かな庭園の静謐な美しさを室内に優しく導くよう計算され、幽玄で非日常的な隠れ家を作り出しています。京都の職人が庭園と竹林を再生し、生物多様性を高めるとともに、歴史ある日本庭園の伝統技術を反映させています。

インテリアデザイナー・橋本夕紀夫氏がデザインした客室は、日本の伝統的な技法とモダンでナチュラルな要素を融合させ、大きなヒバの木のバスタブ、畳、天然木、金箔のアクセントなど、五感を刺激し、比類なきサンクチュアリをご提供します。客室タイプには、京都市街のパノラマビューが楽しめるお部屋や 、プライベート温泉付きで小庭園や青々と茂る竹林、能舞台を見渡せる「ONSENリトリート」などがあります。

◆バンヤンツリーブランドについて

バンヤンツリー (www.banyantree.com) は、世界中の畏敬の念を抱かせる場所で、心、身体、魂を回復させるための五感の聖域をご提供します。 記憶に残る本物の体験が待っている目的地を目指す、旅のロマンを再発見しましょう。 バンヤンツリーは、多くの場合プライベートプールを備えたオールヴィラのコンセプトで展開し、真のサービスと、特別でプレミアムなリトリート体験をご提供します。

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世界的な建築家が能登から日本の仮設住宅事情を変える!被災地の住環境の改善へ(テレビ金沢)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad0e732077eac071516ee227c9d379a90212ccd6?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20240802&ctg=loc&bt=tw_up

世界的な建築家が能登から日本の仮設住宅事情を変える!被災地の住環境の改善へ(テレビ金沢) - Yahoo!ニュース

世界的な建築家坂 茂さんが今、能登半島地震の被災地で様々なプロジェクトを進めています。一体どのような取り組みなのでしょうか?そして、その取り組みに込めた思いとは… 7月20日、珠洲市の倒壊した住宅

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad0e732077eac071516ee227c9d379a90212ccd6

Yahoo!ニュース

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「山本理顕氏プリツカー賞受賞記念セレモニー」を開催しました

横須賀市

このたび、横須賀美術館の設計者である建築家・山本理顕さんが 2024 年「建築界のノーベル賞」ともいわれるプリツカー賞を受賞されたことを祝し、7月1日(月曜日)、代表作である横須賀美術館を会場として、横須賀市主催の記念セレモニーを開催いたしました。
なお、同日は、山本理顕さんのプリツカー賞受賞を記念して開催した横須賀美術館の無料開放に、818名のお客様にお越しいただき、美術館としては大変珍しい展示作品等のない状態で、展示室やその他のパブリックスペースを自由にご覧いただきました。


写真:山本理顕さんによる関係者への建物見学ツアーの様子

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下瀬美術館、2024年「世界で最も美しい美術館」に選出 建築家・坂茂氏が設計


ユネスコで創設された建築賞<ベルサイユ賞>が「世界で最も美しい美術館」リストを発表し、世界の美術館・博物館の7施設のなかに、下瀬美術館が選ばれました。

2015年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で創設された建築賞ベルサイユ賞Prix Versaillesの「世界で最も美しい美術館(The World's Most Beautiful Museums)」リストが6月13日に発表され、下瀬美術館(広島県大竹市)が選出されました。


〇下瀬美術館|Simose Art Museumについて
下瀬美術館は、2023年3月に広島県大竹市にオープンした美術館。世界で活躍する日本人建築家・坂茂氏が設計。コンセプトは「アートの中でアートを観る。」。施設を象徴する水盤に並ぶカラフルなキューブ型の「可動展示室」は、坂氏がせとうちの島々から着想し、水の浮力によって動かし配置パターンの変更が可能な世界でも類のない展示空間。展示作品の鑑賞とともに、季節の草花が風にそよぐ「エミール・ガレの庭」や、瀬戸内の多島美を望める展望エリア「望洋テラス」の散策も楽しめ、建築とアートを堪能するひとときをお過ごしいただけます。
https://simose-museum.jp/


〇国際ベルサイユ賞機構による「下瀬美術館」について

「2002年、スイスのムルテンで開催されたExpo.02で、2008年にプリツカー賞を受賞した建築家ジャン・ヌーベルは、湖の表面に浮かんでいるように見える、重さ4,000トンもの仮設モノリスを初めて思いつきました。宇宙の旅です! 1人の建築家が考え付いたものは、後にもう一人の、2014年にプリツカー賞を受賞した坂茂によって拡大され、下瀬美術館で、カラーガラスの壁を持つ8つの可動式展示室の形で実現しました。この壁は反射するプールの水面上で、夜間にライトアップされます。この象徴的な風景は、瀬戸内海の物理的な風景を増幅し、瀬戸内の島々の美しさに敬意を表しています。この構造物は、美術館のコレクションの重要な部分を占めるフランス人芸術家兼デザイナー、エミール・ガレ(1846-1904)のモチーフとなった季節の植物や花の庭園と調和しています。コンセプトの壮大な野心にもかかわらず、訪問者は心地よい規模の天蓋で迎えられます。」

〇ベルサイユ賞ホームページ
https://www.prix-versailles.com/2024

下瀬美術館

広島県大竹市の海辺に佇む、「アートの中でアートを観る」美術館です。建築家・坂 茂が手がけた世界でも類を見ない空間に、雛人形から近代絵画まで多彩なコレクションを展示。瀬戸内の多島美を一望するテラスや、庭園の散策もお楽しみいただけます。

https://simose-museum.jp/

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山本理顕さんのプリツカー賞受賞を記念し横須賀美術館を無料開放します


このたび、横須賀美術館の設計者である建築家・山本理顕氏が「建築界のノーベル賞」ともいわれるプリツカー賞を受賞されました。
横須賀市では、これを記念し、氏の代表作である横須賀美術館を7 月1 日に無料で一般開放いたします。展示作品等のない状態で、展示室やその他のパブリックスペースを自由にご覧いただくことができるほか、写真撮影も可能です。
当日配布するオリジナルの建築ガイドを手に、いつもとは違った目で美術館をご見学になれる貴重な機会です。ぜひご来館ください。

【日時】
令和6年(2024年)7月1日(月曜日) 10時~16時

【場所】
横須賀美術館(〒239-0813 横須賀市鴨居4-1)
ホームページ https://www.yokosuka-moa.jp/

※当日は、本館および谷内六郎館を無料開放いたします。
※本館での、企画展および所蔵品展の開催はありません(「作品のない展示室」をご覧いただきます)。
※バックヤードはご覧いただけません。

【参加方法】
事前申込不要。当日、直接会場にお越しください。
受付にて、建築ガイドを配布いたします。

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建築家・フランク・ロイド・ライト『ヨドコウ迎賓館』(旧山邑家住宅)の敷地全体が重要文化財指定へ

2024年5月17日に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、株式会社淀川製鋼所が所有するフランク・ロイド・ライト設計「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」(1924年竣工、兵庫県芦屋市)の敷地を重要文化財に追加指定することが文部科学大臣に答申されました。今後、官報告示を経て正式に指定されます。

なお、主屋は1974年5月に指定されており、今回の指定をもって敷地全体が国指定重要文化財となります。竣工から100年、主屋の重要文化財指定から50年となる節目の年に、ヨドコウ迎賓館の敷地環境に新たな文化的価値が認められることとなります。


■概要

ヨドコウ迎賓館の東側敷地(非公開)には、主屋と同じ大谷石で装飾された階段や擁壁、半地下の鉄筋コンクリート造の建物が現存しており、これらは文化財の指定から外れたまま取り残された状態となっていました。株式会社淀川製鋼所は、これらの遺構の保存の在り方について兵庫県や芦屋市、有識者と協議を行うとともに、主屋を取り巻く敷地全体の調査を神戸大学名誉教授 足立裕司氏に依頼しました。

現地調査は2023年1月から9月にかけて実施され、敷地の測量や遺構の実測の他、芦屋市教育委員会の協力の下、東側敷地の試掘が行われました。この試掘調査により、前面道路の拡幅や建物の建設により既に消失したと考えられていた「温室跡」や大谷石が敷き詰められた「渡り廊下跡」、また「滝の跡」や「池の跡」など新たな遺構が出土し、竣工に際して雑誌に投稿された図面や当時撮影されたと思われる写真で確認された東側敷地の姿が実際に垣間見えるようになりました。

これにより、東側敷地の付属建物や施設が主屋と一体として設計され、このエリアが庭園としての機能を有していたと考えられることが判明し、ライトの建築理念である「自然環境と調和した有機的建築」として当館を評価する上で、主屋だけでなく敷地環境すべてを包含して理解することの重要性が確認され、今回の答申に至りました。

所有者である株式会社淀川製鋼所は、「行政や有識者の方々と連携し、出土した遺構の詳細調査および敷地全体の保存や活用の在り方について検討を進めてまいります。」
としています。


■神戸大学名誉教授 足立裕司氏のコメント

旧山邑家住宅にはまだ十分に判っていないことが多く残されている。今回の調査から、庭園の様子や駐車スペース、使用人の住宅については確定することができたが、住宅として最小限必要とされる上水道、下水処理、電気などの設備やライトの建築観を表し、この当時としては画期的であった屋上庭園については今後の調査が必要である。

現場を差配したライトの弟子である南信(みなみまこと)が残した解説には、ライトからの教訓として上善如水という老子の理念が取り上げられている。自然の雨水を利用し、敷地下の滝や池へと流れる雨水処理の一端が明らかとなってきたことから、まさに上善如水の建築としての評価にふさわしい作品であることが判ってきた。それは弟子を通じたライトの観念ではあるが、逆に忠実な弟子であるからこそライトのめざした建築観を大事に守ってきたと思われる。ライトの思想を受け継いだ弟子たちが、ある意味では日本の伝統的な建築観との共通性として受容し、理解を深めていたように思われる。

有機的建築、環境共生の建築の先駆者などと評されるライトの建築であるが、旧山邑家住宅はその評価にふさわしい作品といえる。旧山邑家住宅は世界的に見ても現在へとつながる先駆的な課題に取り組んでいたことが明らかとなってきた。今後は旧山邑家住宅が有していた当初の全体像、つまり今回指定された敷地全体と建物の調和を少しでも取り戻していく努力が求められる。

https://www.yodoko-geihinkan.jp/

第65回 神奈川建築コンクールの作品を募集

コンペ

第65回 神奈川建築コンクールの作品を募集

県及び12市(建築確認等を行う特定行政庁)は、県内の建築物の質の向上を図るとともに、安全で安心かつ、人や環境にやさしい魅力あるまちづくりを推進するため、神奈川建築コンクールを次のとおり開催します

無し

このイベントは終了しています。